理論はやっぱし言葉の意味の違いを覚えることが大事

理論暗記をするときに一番気を付けているのは、「その言葉(熟語)の意味は何か」ということ。法人税法でこれを意識し出してから理論暗記が多少楽になった。似た言葉やほんのちょっと表現が違う言葉で意味が全然違うものとかが結構あるので。

例えば法人税法だと、「各事業年度の所得に対する法人税」というのがある。法人税法上、これは一つの単語であって、これを「各事業年度の、所得に対する...」などと個々の単語に区切って意味を考えることはできない。この長ったらしい語句一つで法人税法上、法人税の種類の一つとして定義されている(全5種類)。だから「その事業年度の所得に対する法人税額」とは絶対ならない。
理論で間違えるのは大抵、こういった細かいところ。長ったらしい語句一つで一つの意味なんだ、と考えておけば理論の長さにとらわれずにすらすらと出てくる(はず)。
それと単語が長いならばその方が意外と思い出し易い。なぜなら思い出すときは大抵意味のまとまりで思い出すものなので、長い一つの意味の単語ならば一気に思い出せて負担も少なかったり。
法律っていう堅いものを一応信じて、「言葉が違うなら意味が違う」「言葉が同じら意味も同じ」と考えてやってます。
たまに立法上文言を間違えて書いていたり(又は及びとか特に)、同じはずなのに文の構成が違ったり(「配当等を受け取る場合には...(所得税額控除)」と「〜が受け取る配当等のうち...(受取配当等益金不算入)」とか*1)するからむかつく…。
で、今それを消費税法でやってます。
わけわからん(爆)
売上返還等と貸倒れの部分なんだけど、

  • 課税標準に対する消費税額
  • 売上返還等の金額に係る消費税額
  • 課税資産の譲渡等の税込価額に係る消費税額
  • 領収した税込価額に係る消費税額
  • 課税資産の譲渡等に係る消費税額

とりあえずややこしいのがこんだけ出てきた…。

携帯で書くとやっぱ文がわけわかんなくなるね。あとで修正入れました。

*1:もしかしたら違いをわかってないだけかもしれないけど