下の代に繋ぐということ

いたく心に残ったので、試験とは全く関係ないけれど書いて残しておきたかったので。

今日は、東海秋祭りという愛知県東海市のお祭りに所属するよさこいのサークル“快踊乱舞”のみんなと行ってきました。
お祭り自体、地元でもあまり行ったりしない方だったので珍しさも相まって結構楽しめました。もともとお祭りの雰囲気は好きなので。けどまぁ、それは一応置いておいて。
その帰り、個人的にえらくつきあいの長い友達に家まで送ってもらっている車中での話。「みんなを見ているとそこら中に知り合いがいるね、楽しそうだわぁ、という話(だったと思う)から始まって、知り合っていく過程なんかの話をしてくれました。
一つの知り合いから違うチームの練習におじゃましてみたり、おじゃまされてみたり、上の人に連れられて知らず知らず知り合いが増えて、さらに練習におじゃまして...。だてに4年間はどっぷり浸かってないなぁとか思ったりしました。
で、その友達が「本当は自分がもっと下のこたちに人脈を作ってあげなきゃならないんだけどなぁ」ということを言っていました。加えて「知り合いが増えてくると、それ以上増やすことに疲れちゃうんだよねぇ。それで自分があまり外に出て行かなくなっちゃってるんだよね。」とのこと。
この話って多少観点が違う部分もあるけれど、自分にもかなり当てはまるところがあることを感じました。
大学に入って本当にいろいろなことを体験してきました。主には生協の学生委員会活動でしたが、その中で冊子作成の技術だったり、企画の立て方・考え方のノウハウだったり、人との関係についてもだし、はたまた生協の職員さんとの交流についても、すごく貴重な体験をしてきて、かつ自分の成長に繋がっているというのを実感します。
そして、その多くは先輩(つまりは上の人)から学んだことです。上の人に教えられて、連れられて身につけた(身についた)ものです。
自分が上の立場になって、自分がしてもらったことをできているかというと、正直自信がありません。先の友達が言っていたことを付け加えるならば「押しが弱い、押しが強いのが苦手」というのがあるように思います。その点でも似てるかも知れない。
押しの強い人に付いて自分が押されるのは構わないけれど、それを人に対してできない、というか、そういうのがあるように思います。
そして、類は友を呼ぶという言葉があるように、集団には似た感じの人が集まります。つまり、人に対して押しが強いのが苦手な人が集まる、と。別にこれは悪いことじゃないと思います。自分で言うのも変だけど、そういう人は往々にして人のことをよく考えています。ということで逆もあるわけですけど。似た人が集まるというのはそういうところが関係してるんだろうなと思います。
そういうことを考えると、その友達や自分はそのどっちも持ったいい先輩に巡り会ったんだなぁと感じます。

これから、仕事をしていく中でもこういうことは起こるだろうなと思います。自分が教えられ、かつそれ(+α)を下に伝えること。多分それが自分が成功するために(←大げさ)不可欠なことだろうと思います。そのためにも自分が克服しなきゃならないことがたくさんあるんですけどね。